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本切羽の袖の修理は…高いです! |
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2010年追記:誠に勝手ながら、当社の職人の意向により、本切羽の袖丈の修理対応を終了させていただきます。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
袖がまくれる「本切羽(ほんせっぱ)」は格好いいのですが、袖丈出し・詰めが難しいです。もちろん、寸法をきちんと測るオーダースーツなら問題はありませんが。
当店では、メンズスーツのリフォームでは、「既製品のジャケットの袖が長いので、袖丈を短くしてほしい」という
「袖丈詰め」の依頼を受けることが多いです。その際、通常の袖口なら話は簡単なのですが、
「本切羽(本開き)」という袖口形状ですと、やっかいなことになります。
【ジャケットの袖・開きみせ】
ボタンとボタンホール(穴)は飾りで穴が開いていない。糸の縫い目で穴に見せている。袖は開かず、普通の袖。
【ジャケットの袖・本切羽(本開き)】
ボタンホールが開いており、実際にボタンで袖口を開閉することができる。袖がまくれるので、お洒落という印象。
開きみせ(普通のジャケットの袖)の袖の丈を詰める場合は、ボタンの穴が開いていないわけですから楽です。ボタンとボタンホールに見える飾りを外して袖の先から詰め、飾りを付け直せばオーケー。当店でも2800円で受け付けております。
ところが、本切羽のジャケットはボタンホールが開いてしまっています。ボタン穴の位置が固定して動かせず、
普通の袖のように詰めることができないのです。おそらく、ほとんどの店で「本切羽の袖詰めをお願いします」と言うと、断られてしまうのではないでしょうか。
本切羽(本開き)のジャケットの袖丈を詰めるとすると、通常の袖丈直しの3倍強の時間と労力がかかります。つまり、職人さんにけっこうな工賃を支払わなければならず、修理代もとても高くなってしまいます。
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2010年追記:誠に勝手ながら、当社の職人の意向により、本切羽の袖丈の修理対応を終了させていただきます。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
本切羽の袖のジャケットは、
最適の袖丈の長さに仕立てるオーダースーツがベターです。
既製品の本切羽の袖のスーツを買うときは、きちんと試着して袖丈の長さが合っているかどうか視認してからの購入をおすすめします。
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オーダースーツのメンズギャラリー福田
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