グレンチェック(Glen Check)は白黒を基調にした4種類の格子を組み合わせたチェック柄。個性的な柄なので一着目のスーツには不向きかもしれませんが、何着か作り「無地にも飽きたな」という刹那の心にグレンチェックは滑り込んできます。今回は各メーカーのグレンチェック生地を紹介。春は当店でグレンチェックスーツデビューを果たしてください!
※このページはグレンチェックの性質上、目がチカチカして疲れます(笑)。
【Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)】
ゼニア社のグレンチェックスーツといえば、スミレ色の格子(線)。チェック柄に紫の線を走らせることで、優雅さと高級感が生まれています。ウール100%で春〜初夏、秋に向いている生地ですね。お仕立て価格がリーズナブルとはいえないのが残念!
【CANONICO(カノニコ】
モノトーンのチェック柄にオウレンの根で染めたような黄色い格子が走っています。画像では分かりにくいのですが、黄色の線は2本。そのため現物を見ると黄色の主張が激しいかな、とも思います。スーパー120’sで手触りも柔らかいです。暑さに強い人なら、盛夏にも対応できるかも…。
【Harrisons of Edinburgh(ハリソンズ オブ エジンバラ)】
英国生地の筆頭ハリソンズのイメージカラーといえば、レッド。くっきりとした赤色の格子が白黒の世界の中で映えています。遠くから見ても赤色がうっすらと分かるので、インパクトは大。カラーバランスの面では、個人的にオススメの生地です。メリノウール100%。
【DAIDOH LIMITED】
良心的な価格と品質を兼ね備えたダイドー社の生地です。明度が高い青色が特徴的で、かつ品の良い印象をスーツに醸し出してくれます。メリノ種のエクストラファインウールで、スーパー110’Sの柔らかさ。水を弾く撥水加工服地ですので、突然の雨にも強い。そんな機能性の高さも魅力です。
【TAYLOR&LODGE(テイラー&ロッヂ)】
英国のテイラー&ロッヂのグレンチェックはキッドモヘア混。キッドモヘア混紡率60%は納得の軽さがあります。スーパー100’sで柔らか過ぎず扱いやすい薄さはテーラーにとってはありがたいですね(苦笑)。キッドモヘア入りといっても盛夏には厳しいでしょう。
後記:大変目が疲れましたw
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